谷脇康彦総務省総務審議官と、元内閣広報官の山田真貴子氏が、NTTからも高額な接待を受けていたことが発覚しました。
2人を接待していたNTTの澤田純社長はどんな人物なのでしょうか?
また、NTTのトップともなれば年収なども気になりますよね!
そこで今回は澤田純の年収や経歴・学歴まとめ!高額接待の内容についても調査!のタイトルでお送りします。
澤田純の年収は?
澤田純社長の年収は明らかになっていませんが、約5000万程度あるのではないかと予想します。
理由としては、NTTの決算資料を参考にしてみました。
出典元:役員報酬:経営方針:株主・投資家情報:NTT HOME
ここで取締役の支給人数15人で月額報酬と役員賞与の総額が5億9,700万円です。
取締役一人あたりの報酬平均が約4,000万円程度になります。
そして、他の役員に比べて澤田純社長は多少年収が多いと考えられます。
そのため、澤田純社長の年収は5000万円程度だと推測されます。
因みに、NTTの年収の平均は922.2万円だそうです。
やはり社長クラスになると年収がかなり高いことが分かりますね。
2020年3月期の有価証券報告書によると、日本電信電話の平均年収は922.2万円と記載されています。
キャリコネに投稿された給与明細を参考に日本電信電話の年代別年収レンジを算出したところ、20歳代で530〜580万円、30歳代で820〜870万円、40歳代で1050〜1100万円となりました。
引用元:Resaco powered by キャリコネ (corp-research.jp)
しかし、他の携帯会社のトップクラスの役員報酬と比較すると、『NTTドコモ』の社長の年収が少ないことが分かりました。
携帯各社トップの役員報酬を比較してみても、ソフトバンクグループの孫正義・代表取締役会長兼社長の2億900万円、KDDIの高橋誠・代表取締役社長の1億9800万円に対し、NTTドコモの吉澤社長は1億円未満で開示対象外と、「年収でも3番手」となっている。
他の2社の社長は2億近く年収があるにも関わらず、元社長の吉澤社長は1億以下だったそうです。
ソフトバンクの孫正義さんは、役員報酬以外にも何億という配当収入があります。
創業者と雇われ社長とは年収がかなりの格差があることに驚きですね!
澤田純の経歴

名前:澤田純(さわだ じゅん)
生年月日:1955年7月30日
出身地:大阪府
職業:実業家
活動期間:1978年~
座右の銘:誠実
澤田純社長の経歴はこちらです。
1978年 日本電子電話公社(現NTT)に入社
1985年 日本電通電話に入社
1998年 NTTアメリカバイスプレジデントに就任
2000年 NTTコミュニケーションズに出向
2008年 NTTコミュニケーションズ株式会社 取締役 経営企画部長
2011年 同社 常務取締役 経営企画部長
2012年 同社 代表取締役副社長 経営企画部長
2013年 同社 代表取締役副社長
2014年 日本電信電話に戻り代表取締役副社長に就任。
2018年 日本電信電話代表取締役社長兼CEOに就任。
澤田純社長は、土木工学科出身なので入社当初は電柱やマンホールなどの所外設備の開発にも携わっていました。
支店の課長時代には、クレーム対応で月の3分の1は深夜に起こされて現場に駆け付けたりと、大変苦労もされたようです。
またアメリカでは事務所の開設から取り組み、東京・渋谷で創業支援を手掛け、前任者がいない仕事が多かったので、思い切り取り組むことができたそうです。
様々な業務に携わってきた澤田純社長が仕事をする上で、心掛けていることは『ええ格好をしない』ということだそうです。
まずどれだけ自分が知らないかを認識する。
相手の話を聞き、なぜそういう構造になっているのかを調べ、計画を立てて変えていく。
自分が責任を持って誠実に業務に取り組み、信頼を得ることに務めているそうです。
澤田純の学歴
澤田純社長の学歴についてまとめてみました。
澤田純社長の出身高校は『京都府立桂高等学校』です。
出典元: (denden6464.com)
京都府立桂高等学校の偏差値は44~55です。
超名門進学校ではなく平均的なレベルの公立の進学校出身でした。
大学は『京都大学工学部土木工学科』出身です。
出典元:みんなの大学情報 (minkou.jp)
京都大学の偏差値は62.5 ~67.5です。
澤田純社長は自身の大学生活を『すばらしい学生生活だった』と振り返っています。
大学時代は、アメリカンフットボールに入部したそうですが、体力の限界を感じて1年で辞めてしまったそうです。
しかし、アメフトから学んだことは多く、今でも仲間とは繋がりがあるそうです。
1年で辞めたとはいえ、アメフトから得たことも大きい。
コーチの指示の意味がわからないまま違うコースを走ってプレイをつぶし、しばらく試合に使ってもらえなかった経験があり、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」だと肝に銘じるようになりました。
アメフトを通じた人の輪も広がっています。
在籍したメンバーには企業のトップを務めている人が何人もおり、土木の同期にもアメフト仲間が数人いて今も数カ月ごとに集まっています。
引用元:Vol.13 寄付者インタビュー (kyoto-u.ac.jp)
澤田純の高額接待の内容について
NTTは総務大臣から事業計画などの認可を受けて経営されており、総務省幹部がNTT側から供応接待を受けることは、国家公務員倫理法に抵触する疑いがあります。
今回その接待を受けたとされる人物に、谷脇康彦総務省総務審議官と、元内閣広報官の山田真貴子氏の名前が浮上しました。
現段階では、山田真貴子氏に対するNTT側からの接待は1回、谷脇康彦総務省総務審議官に対するNTT側からの接待は3回が明らかになっています。
山田真貴子氏は2020年6月4日にNTTグループの関連会社が運営するレストランを訪れています。
そして、4人の飲食代は総額で約33万円(割引前)だったそうです。
山田氏が接待を受けたのは、昨年6月4日。当時山田氏は総務審議官(国際担当)の任にあり、総務省国際戦略局長の巻口英司氏とともにNTTグループの関連会社が運営するレストランを訪れていた。接待したのはNTTの澤田純社長と北村亮太執行役員。4人の飲食代は総額で約33万円(割引前)だった。NTTら会員企業は100万円単位の年会費を店側に支払っており、会員企業の場合、代金が4割引きになる。
引用元: 文春オンライン (bunshun.jp)
谷脇康彦総務省総務審議官は、3回の接待を受け、合計17万円を超えるそうです。
一方、谷脇氏も昨年7月3日に同じ店で接待を受けていた。接待したのはNTTデータの岩本前社長。当時、外務審議官だった金杉憲治氏(現インドネシア大使)も同席した。計4人の飲食代の合計は約19万3千円。
また谷脇氏は2018年9月4日と9月20日にも同店で接待を受けていた。
9月4日はNTT社長を退任したばかりの鵜浦博夫相談役ら3人で会食し、総額30万2千円と一人10万円を超える接待を受けた。
9月20日はNTTの澤田社長ら3人で会食し、総額8万7千円。
谷脇氏に対するNTT側からの接待は、3回合計の総額で58万円超、谷脇氏が受けた接待額は計17万円を超える計算になる。
引用元: 文春オンライン (bunshun.jp)
今後、澤田純社長が国会召集されるそうなので発言に注目が集まりますね。
まとめ:澤田純の年収や経歴・学歴まとめ!高額接待の内容についても調査!
今回は澤田純の年収や経歴・学歴まとめ!高額接待の内容についても調査!のタイトルでお送りしました。
澤田純社長の年収については明らかになっていませんが、約5000万円程度であることを予想します。
学歴や経歴も立派で順調に今の地位まで上り詰めたことが分かります。
仕事に対する姿勢もすばらしく、流石会社のトップっという感じでしたね。
ただ、今回の高額接待問題でどのような展開になるのか気になるところです。
今後も澤田純社長の動向に注目です!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。