2021年3月12日、日本テレビ『スッキリ』で脳みそ夫さんがアイヌ民族への不適切発言をされたと話題になりました。
脳みそ夫さんがされた不適切発言は”アイヌ民族に対する差別用語”だったそうです。
そこで今回は【スッキリ】脳みそ夫の アイヌ不適切発言の内容は?差別用語で台本あった?のタイトルでお送りします。
【スッキリ】脳みそ夫の アイヌ不適切発言の内容は?差別用語で台本あった?
2021年3月12日に『スッキリ』でアイヌ民族を傷つける不適切表現(発言)があり、夕方の『news every』の番組内で謝罪がありました。
また日本テレビは取材に対して以下のようなコメントをしました。
日本テレビは取材に「当該コーナーの担当者にこの表現が差別に当たるという認識が不足しており、放送前の確認も不十分でした。その結果、正しい判断ができないまま、アイヌ民族の方々を傷つける不適切な表現で放送してしまいました」と説明。「アイヌ民族の皆様、ならびに関係者の皆様に深くお詫(わ)び申し上げるとともに再発防止に努めてまいります」などとコメントした。(宮田裕介、大野択生)
引用元:「スッキリ」でアイヌ民族に不適切表現 日テレ謝罪(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
不適発言をしてしまったのは、芸人の”脳みそ夫”さんという方です。
【スッキリ】アイヌ民族に不適切表現の脳みそ夫とは?「あ犬」発言で炎上
↓記事詳細はリプ欄にて↓ pic.twitter.com/kXyBtchNkH
— 【話題の記事】5chニュースまとめMAP【最新情報】@フォロバ100% (@5chmap) March 12, 2021
問題の不適切発言は、動画配信サービス「Hulu(フールー)」の番組を紹介するコーナーで起こりました。
今回紹介された作品が、アイヌ女性のドキュメンタリー「Future is MINE ―アイヌ、私の声―」という作品です。
「『夢は何ですか?』と聞かれたら、あなたはどのように答えますか?
すぐに答えられた人の方が少ないかもしれません。この物語は、即答できなかった、あなたの物語でもあります」Future is MINE -アイヌ、私の声-https://t.co/hJqbtXTkN8 pic.twitter.com/3OvB6jARoK
— lepre (@cittameraviglia) March 12, 2021
作品紹介の後に、お笑い芸人の脳みそ夫さんが「この作品とかけまして動物を見つけた時ととく。その心は、あ、犬」と謎かけを披露しました。
この『あ、犬』という発言がアイヌ民族に対しての差別用語だったことから、番組の放送後、SNS上などで「本当に許されないこと」などと批判の声が多く上がったそうです。
こちらが問題とされる動画です。
>「スッキリ」でアイヌ民族に不適切表現 日テレ謝罪
ものすごく無邪気。無知というのは罪深いです。「アイヌの美しさ」というのが白々しいです。
しかし生放送かと思いきや仕込み。番組側も含めて誰も何も思わなかったんだろうか。https://t.co/U5v7kx7mf6— 秋保ふぐ/Kindle小説/フォロバ (@AkiuFugu) March 12, 2021
アイヌ民族にとって『犬』という言葉は差別用語として使用されてきた言葉だそうです。
北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナ●(小文字のシ)准教授によると、民族名に「犬」という言葉をかけて、侮蔑することは昔から続いてきたという。
引用元:「スッキリ」でアイヌ民族に不適切表現 日テレ謝罪(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
世の中にはこの発言が”差別用語”だと知らない方もいているのではないでしょうか。
恥ずかしながら、私もその一人です・・・
傷ついている方がいてる問題なので、ただ知らなかったでは済まされないことですね。
スッキリで脳みそ夫という芸人が「この作品とかけまして動物を見つけた時ととく。その心は、あ、犬」とアイヌ民族を揶揄した件だけど、イザベラ・バードの日本紀行で和人がアイヌ民族を「あいつらはただの犬です」と差別していたのを思い出した。
特定の民族を動物扱いするなど絶対に許されない。
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) March 12, 2021
スッキリでアイヌの番組を取り上げ最後に脳みそ夫という芸人が「アイヌ」と「あ、犬」をかけた言葉遊びをやってたけどこれって実際アイヌへの差別用語として使われてたんだよね。音の響きと共に毛むくじゃらであるという蔑視を込めた意味合いで。差別は無知から生まれるを体現してる#スッキリ
— 鶏賦 (@torifu_) March 12, 2021
【スッキリ】脳みそ夫のアイヌ不適切発言の差別用語で台本あった?
今回の脳みそ夫さんのアイヌ民族に対する不適切発言で、脳みそ夫さんを批判する声がありました。
そして、そんな中、脳みそ夫さんは『台本』を読まされただけなのでは?という声もありました。
アイヌを「あ、犬」と言った脳みそ夫を擁護するつもりは無いけど、
脳みそ夫を雇って、テロップをつけて編集して電波に乗せたスタッフにも責任あるような…
もしかしたら台本かもしれないし— Okoy (@okinawaikitaize) March 12, 2021
スッキリのアイヌの差別表現、脳みそ夫さんがアドリブで言っちゃったのかと思ったら台本ありそうなやつじゃん。これは芸人個人じゃなくて制作側の悪意ってことかな。
— Miserables (@malmalzo) March 12, 2021
スッキリのやつ見たけど、脳みそ夫も被害者じゃん…ちょっと可哀想…
あれ台本でしょ?— じゅり🐋 (@MewMewKittyM) March 12, 2021
スッキリすのコーナーとか生放送じゃないから、編集さんとか他のスタッフさんとかも気付けてたら撮り直しとか出来た訳で、脳みそ夫さんだけの責任では無いことは確かだよ。なのに脳みそ夫さんだけ執拗に責められてるのはいかがなものかと。
— ミユ。 (@knmiyuuuu) March 12, 2021
今朝のスッキリの「アイヌ? あ!犬!」という発言、自分もちょうど見ててギョッっとなった。huluの番組紹介の中で、脳みそ夫が言った言葉。問題なのは、生放送ではなく録画パートだったこと。スタッフは誰も問題だとは思わなかったのだろうか。
— がぁさん kindleでいろいろ公開中! (@umiushi256) March 12, 2021
今回、脳みそ夫さんがされたコーナーは、テロップなどがついているので生放送ではない可能性があります。
しかし、この発言内容が台本なのか脳みそ夫さんの独自で考えたものなのかは分かりません。
しかし、生放送でないのであれば編集したスタッフや制作側にも問題があったのではないかという声があがりました。
ただ、脳みそ夫さんがこのネタを発案しのではないので”悪くない”というのも違うような気はしますね。
脳みそ夫だけが悪いなんて言ってないのに
脳みそ批判される→悪いのはTV局→つまり脳みそ夫は悪くない
とかいう謎の三段論法ぶちかましてるファンらしき人がちらほらみられる
悪くないわけねーだら— 妙 ⁂ 見@Unicornaholic💩 (@myoken11) March 12, 2021
ましてや、脳みそ夫さんは、日本の歴史をネタにしている芸人さんです。
メディアで発言する立場ならもう少し勉強しておくべきだったかもしれませんね。
脳みそ夫は日本の中世以前の文化を表現することを売りにしてるのに先住民族の勉強が足りないの残念すぎるでしょ
個人的にはすゑひろがりずの芸のほうが好きだけど、そういう芸風の芸人さんもっと増えてほしかっただけに本当に残念— ゐつもカピヴァラ (@capy_2) March 12, 2021
※【2021年4月4日追記】
『週刊現代』によると、やはりアイヌ不適切発言には台本があったそうです。
「実は、問題となった台詞はすべて、番組の担当ディレクターの女性が考えました。
最近までADだった番組制作会社の若手です。
台本の中身を見た脳みそ夫は懸念を示していたので、彼女は収録前に社員のAプロデューサーに連絡をして判断を仰ぎました。しかし、A氏は何の対応も取らなかった。結果的に脳みそ夫だけが叩かれてしまった。
いまも局は『差別発言』に台本があったことを隠し続けています」(同)
引用元:『スッキリ』での「アイヌ差別発言」、日テレが隠し続ける「当日の台本」の中身(現代ビジネス) – Yahoo!ニュース
脳みそ夫さんは台本の中身に懸念を示していたのにも関わらず、日本テレビ側が対応をしなかったことで、結果的に叩かれることになってしまったのはお気の毒な様に感じますね・・・。
脳みそ夫のプロフィール
冠位十二階ロングスリーブTシャツ!https://t.co/1BHxHOz3l3 pic.twitter.com/4qGRTAdeXB
— 脳みそ夫 (@nou_misoo) February 3, 2021
名前:脳みそ夫(のう・みそお)
生年月日:1980年1月22日
出身地:千葉県
所属事務所:タイタン
最終学歴:法政大学
まとめ
今回は【スッキリ】脳みそ夫のアイヌ不適切発言の内容は?差別用語で台本あった?のタイトルでお送りしました。
スッキリで脳みそ夫さんが『この作品とかけまして動物を見つけた時ととく。その心は、あ、犬』という不適切発言をされました。
この『あ、犬』という言葉はアイヌ民族に対しての差別用語として使用された言葉だそうです。
台本があったのか、脳みそ夫さんの独自のネタなのかは分かりませんが、メディアで放送する前に誰か気付くことができればよかったですね。
※2021年4月3日号の『週刊現代』で台本があったことが判明。
本日も最後までお読みいただきありがとうござました。